往診して感じたこと [医療]
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8月11日から16日までクリニックはお休みをいただいておりました。
8月17日の診療再開の朝一番の予約にかかりつけの女性からオンライン予約がありました。
ひじの痛みで悩んでいらしたのでそのことかなと思っていたのですが、当日予約時間に現れたのはその
方のご主人でした。
お話を聞いてみると8月11日から体のあちこちの痛みがあり、救急外来や他院の往診を依頼していた
が痛み止めを処方され経過を見ていたそうです。
8月17日月曜日 昼休みの時間に往診依頼があり診察してみると、、、
左側全部の関節の痛みが強く、左足の腫脹がありました。
『ただならぬこと』
直感的に感じ、副作用のリスクを説明しステロイド製剤の内服を処方し採血検査をしました。
そして、翌日。
検査結果はやはり高度の炎症反応があり、入院の適応と判断しました。
そして、そこからがこの時期は大変です。
新型コロナウイルス感染症の関係で、かかりつけの患者さんしか受け入れない、外来での予約診療の
み、病棟が閉鎖されている、、、 などなど様々な理由で相談断れられてしまいました。
頼みは、母校の日大病院整形外科。
平成22年卒の藤井先生が親切に入院ベッドを確保してくれたのです。
今回は本当に助かりました。
『後医は名医』という格言があります。
後から診察させていただく医師はある程度病態は固まってから診察させていただくので、患者さんを的
確に診断治療できるというものです。
今回も、ある程度時間が経過していたで、状況がわかりましたが的確な診断をして道筋を立ててあげるのが往診の役割だと改て思いました。
当院の往診のモットーは『的確』です。
市ヶ谷に開業していつの間にか、16年。
当初通院していただいていた患者さんから往診の相談が多くなってきています。
自分にできることをしっかりやっていきます。
市ヶ谷で働く整形外科医のブログを今後ともよろしくお願い申し上げます。
往診のご依頼は03-3268-1830までお願いいたします。