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処方箋8:人生に悩んだら「花咲か爺さんになろう!」 [医療]

処方箋8 なぜ花咲か爺さんの撒く灰は枯れ木に花を咲かせることができるのか?


今日も整形外科往診が20件ほど入っています。往診車で患者さん宅や施設を廻るスタイルで、20件が僕の往診スタイルの適正件数かな考えています。
 整形外科担当看護師のMさんには往診は「散歩」のようなものだといつも言っています。
「散歩」のように体を軽やかに、頭をクリアにしてスキップするように診察しようという意味です。
しかし、「散歩」のように往診をするだけで患者さんは満足するでしょうか?
答えは『NO』です。
散歩のように往診すること以外に意識していること。
それは「花咲か爺さん」になろうということです。
 

 童話の「花咲かじいさん」を皆さんご存知ですか?
 以下はWikipediaからの抜粋です。
 ある山里に心優しい老夫婦と、その隣人に欲張りで乱暴な老夫婦が住んでいた。 優しい夫婦が傷ついた子犬を見つけて飼うことにし、わが子のように大切に育てる[4]。 あるとき犬は畑の土を掘りながら「ここ掘れワンワン」と鳴き始める。 驚いた老人が鍬で畑を掘ったところ、金貨(大判・小判)が掘り出され、老夫婦は喜んで近所にも振る舞い物をする。
それをねたんだ隣の老夫婦は、無理やり犬を連れ去り、財宝を探させようと虐待する。 しかし、指し示した場所から出てきたのは、期待はずれのガラクタ(ゲテモノ・妖怪・欠けた瀬戸物)だったため、隣の老夫婦は激怒して犬を殺害し、飼い主夫婦にも悪態をついた。
わが子同然の犬を失って悲しみにくれる夫婦は、死んだ犬を引き取って庭に墓を作って埋め、雨風から犬の墓を守るため、傍らに木を植えた。
植えられた木は短い年月で大木に成長し、やがて夢に犬が現れてその木を伐り倒して臼を作るように助言する。 夫婦が助言どおりに臼を作り、それで餅を搗くと、財宝があふれ出た。
それを知った隣の老夫婦は再び難癖をつけて臼を借り受けるが、出てくるのは汚物ばかりだったため、激怒して斧で臼を打ち割って薪にして燃やしてしまう。
優しい老夫婦は灰を返してもらって大事に供養しようとするが、再び犬が夢に出てきて桜の枯れ木に灰を撒いてほしいと頼む。 その言葉に従ったところ花が満開になり、たまたま通りがかった大名が感動し、老爺をほめて褒美を与えた(このときの台詞が「枯れ木に花を咲かせましょう」である)。
羨ましく思った隣の老夫婦がまねをするが、花が咲くどころか大名の目に灰が入ってしまい、隣の老夫婦は無礼をとがめられて罰を受ける(捕縛・投獄されるなど)。

ただの灰を優しい優しい老夫婦がまくと桜の花が咲き、隣の老夫婦がまくと花が咲かず、大名の目に灰が入ってしまいます。

この違いはなんでしょうか?
昔の人もわかっていたのですね。
違いは「愛」が入っているかどうかです。
僕の診療スタイルで多いのが体の痛みに対してトリガーポイント注射という痛みのポイントを探り当てて痛みを取る薬を入れる方法がありますが、最近は花を咲かせる要領で「愛」を込めて注射をしています。


トリガーポイント注射に「愛」を込めて行っているというと、何をやってるんだとお叱りを受けそうですが、治療成績がとても良いのを感じています。(あくまで私の主観です笑)
 治療に限らず、関わっているすべての人や物に「愛」を注いてあげると、ますます自分の身の廻りで起きることが変わっていくのです。
 以前、本田健さんのセミナーで目の前の人の頭にジョウロで水をあげるように愛を注いでねと教えていただきましたが、毎日実践するとすごい効果ですよ!!

 というわけで、皆さんも右手いつもジョウロの用意をしてください。
 かかわる人全ての頭に「愛」を注いであげましょう。
 私は、今日も最善の治療をご提案できるようにしますね。
 今日の処方箋は人生に悩んだら「花咲か爺さんになろう!」でした。

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